西彼中総体の結果、聞きました。

残念だったね。
相当、悔しかったことでしょう。
私も君たちといっしょに闘えなかったことが悔しくて悔しくてなりません。

ただ、君たちは最後までボトムアップによる活動を貫き通したと聞き、とても嬉しく思います。
試合には負けたけど、県大会出場はならなかったけど、選手主導の自発的なサッカーを続けてきた君たちは、県大会出場よりももっと価値のあるものを手にしています。
それを生かすか殺すかはこれからの君たちしだい。
自分たちがやってきたことに自信を持って!
胸を張って!
100%自分たちの力で闘ったことに誇りを持とうよ。
本当によく頑張ったね。

今日の結果は、人生の中に山ほどある通過点のひとつに過ぎません。
ここでつまずいたからと言ってマイナスになることなんて何一つありません。
しっかりと前を向いて、このつまずきを大きな大きなプラスにしていこう。

自分たちだけで、たくさん考え、たくさん悩み、たくさんぶつかり、たくさん失敗し、たくさん負けてきたことが、大きな大きな財産になってるはず。君たちを支える大きな大きな力になってるはず。

人は負けた数だけ強くなる。
悔しい思いをして、再び歩き始めた数だけたくましくなる。
大切なのはこれからだよ。

そして、これで終わりじゃない。
君たちの人生はまだまだ続く。
サッカーだって、西彼協会長杯、宅島杯まで残るならまだまだ続けれる。
高校でもできる。
大学でも、社会人になってもできる。

君たちなら今回の結果を大きなプラスにすることが、きっとできる。

サッカーに、勉強に、生活に、生かせ!


3年生のみなさん。最後の中総体、本当にお疲れさんでした。どうだった?出し尽くせたか?このあとどうするか、しっかり考えて自分の意思で決断しようね。できれば、宅島杯まで続けてほしいけど、受験のこと、将来のこと、しっかり考えて、親とちゃんと話をして決めましょう。
1・2年生のみなさん。3年生の背中しっかり見届けたか?3年生は君たちにたくさんのものを残してくれてるはず。3年生の思いをしっかりと感じて、引き継いで、乗り越えるつもりで気持ち新たに頑張っていきしょう。

鳴北中学校サッカー部の限りのない成長を、いつまでも願っています。